一歳四か月ですが、今さら出産当日レポです【妻編】

2014年1月7日 by     No Comments    Posted under: 育児
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2012年8月21日に男の子を出産しました!

忘れないうちに出産レポを書こうと思います。と、出産後書いて保存して一年半がすぎようとしています…。

育児は忙しいですね(いいわけですが。)

それでは思い出しつつ書こうと思います。

8月20日のお昼頃、トイレにいったらいわゆる「おしるし」がありました。

事前の母親学級で、「おしるし」はすぐに出産につながらない場合もあるので、それで、慌てて病院に来ないように…といわれていたので、ひとまずお昼を食べながら、いいともをみつつ、旦那さんに連絡をしました。

そして、出産も近いことだし、睡眠をとっておこう…と思ったのか、単にかなり眠かったからか忘れてしまいましたが、

お昼後から夕方までお昼寝をしてしまいました。

私の忘れそうな記憶では、出産が近づいてきた妊娠後期は睡眠が浅く、長時間眠れなかったはずでしたが、出産前日は、久々に眠れた気がします。

夕飯はハヤシライスを作りました。

食後、生理痛のような痛みが何度か訪れ、アプリで時間をはかりつつ、陣痛がはじまったら、お風呂に入ると楽になる、という母親学級で言われたことを思い出し、とりあえず、痛みが軽いうちに入浴しました。

(ちなみにこちらの「陣痛時計」というAndroid用のアプリです。)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tsuyuguchi.laborclock

たいした痛みではなかったと思いますが、だんだんと、痛いときに息をとめてしまうようになってきたように思えます。

出産した方のブログを読んだり、出産経験のある友人に聞いた話の中で、

陣痛がひどくなると食事ができない、ひどいときには吐いてしまう、と聞いていたので、これからの出産に備え、近所のコンビニエンスストアにウィダーインゼリーとカロリーメイトとチョコを買いに行きました。

歩いていると意外と痛みが紛れます。

ただ痛みも前よりも強くなってきたので、痛い波の時には立ち止まり、痛みが去るのを待ちました。

病院に行って、まだ陣痛が弱いことや、子宮口が開いていなくて家に戻るのも嫌だったこと、24時前に行くと、入院費用が一日分高くなるという話もあったので、なんとか痛みに耐え、24時をこしてから電話をかけました。

声の状態で助産師さんはどのくらいお産に近づいているのかわかるらしいのですが、陣痛の感覚を伝えたところ、とりあえず来てくださいということだったので、病院に向かいました。

運転していた旦那さんは、普段からあまり焦ることがないのですが、この日もいつもにまして安全運転で病院に向かってくれました。

痛みの波がないときに車からおり、駐車場から院内に入ろうと思ったとき、光っている病院名の下に、死にぞこないのセミさんがいらっしゃいまして、近づいてきてしまい、ただでさえ痛いのに、かなりの恐怖でした…。セミってなんであんなにすけすけなんですかね。もう少しオブラートに包んだ外見ならいいのに…と思いませんか?

助産師さんは女優の芦名星さんのようなクールビューティーでした。

診察の結果、子宮口はまだ3~4センチでした。赤ちゃんは10センチにならないと生まれないので、部屋で待機です。

陣痛室ではなく、入院する予定の部屋に通してもらいました。

ベッドと椅子が一つおいてあり、旦那さんが「俺はどこで寝たらいいの?」と聞いてきましたが、あなたは椅子ですよ!と思いつつ、椅子がかたそうで安らげないという不満があったらしいので、仕方なく、ベッドの一部を譲りましたが、痛いのは私だから!と思い、不本意でした。

後で話し合ったところ、男性も何時間もかかるお産につきっきりなのだから体力が必要だ!と言われましたが、やはり、痛いのは私なので、いまいち納得がいきませんでした。ちなみに一年半ほどだった今でも、気持ちはわからないでもないけれど、納得はいっていません。

脱線ですが、友人は自分が陣痛に耐えているときに、旦那さんがテレビで高田純次を観て笑っていて、殺意を覚えた、と言っていました。

また別の友人は、微弱陣痛が続いて、自分が辛いのに、うとうとしていた旦那さんに、イラついたと言っていました。

これを読んでいただいている、妊婦さんを妻に持つ旦那さんがいらっしゃいましたら、理不尽だと思う点も多々あると思いますが、出産って痛いのです。特に初めての場合はこれから来る出産に対し、妻は恐怖でいっぱいだし、本当に痛いのです。

どうか、理不尽さには耐え、いつもの数百倍は優しくしてください。

そして、高田純次で笑ってはいけないし、ベッドは妻に譲ってあげてください。うとうともしてはいけません、たとえどんなにお産が長引いても。

そのほうが家庭円満です!!!

さて、不本意ながらもベッドを旦那さんに一部譲り、私は陣痛に耐えました。

しかし、もう寝ていられないほどの痛みになってきて、3、4センチから10センチまではかなりの幅があるのに、これ以上痛くてどう耐えればいいんだ…と考えていたところ、助産師さんが様子をみにきてくれました。

ありがたいことに子宮口はかなり開いており、あと一時間ほどで生まれる段階にきていたようです。

手術室に移動しました。

移動のとき、歩けるのだろうかと病院を見学したときに思いましたが、当時は気力で歩いたようです。まったく覚えていませんが。

分娩台に乗り、痛みがあるときにはどうしても顔にしわがよってしまうのですが、

赤ちゃんに酸素がいかなくなるので、痛いときも力を入れてはいけないとのことです。

しかし、痛すぎて無理でした。

私の生んだ病院はソフロロジーを推奨しており、そのビデオもみたのですが、みんな痛みがあるのか、という感じで呼吸していましたが、あれは何だったのでしょうか…。

そして、いきみ方もわかりません。

自分では力をいれているつもりですが、うまく入っていないようだし、赤ちゃんがおりてきている感じが全然しませんでした。

陣痛も微弱になってきていたようで、あまり長くこの状態が続くと赤ちゃんも私も大変なので、最悪の場合は帝王切開でもいいか、と聞かれましたが、その時は今のこの痛みがなくなるのならば、今すぐにでも帝王切開してほしいと思いましたし、そのように伝えたようですが、「もう少し頑張りましょう」で却下されました。

もう少し頑張る方法として…

好きな向きでいきむ

ことになりました。

おそらくいきんでいるときの顔は鬼の形相だったと思います。

こんな顔を好きな人(旦那さん)にみせていいのかと思いつつ←そんなことを考えている私にはまだ余裕があったみたいですね。

いろいろな向きでいきみましたが赤ちゃんが下がっている気配がありません。

陣痛促進剤もいれ、痛みは強くなっているようですが、当時の思い出といえば、

このままでは腰が砕けてしまうと思うくらい、腰が痛かったです。トンカチが何かでガンガンと殴られている感じです。

いつの間にか女医さんもいて、子宮口を広げるべく、手を入れてぐりぐりされました。

痛すぎましたし、確か、昔動物のお医者さんという漫画で馬だか牛のお産のときに、赤ちゃんがなかなか出てこないので、同じことをしていたような気が!

人間も動物ですよね…

そして、最後には、

おなかを助産師さんが押しつつ、会陰切開をされ、吸引をされました。

もう痛すぎて、何が何やら…という感じで切られたことなんて痛みのうちに入りません、というか、よくわからない間に切られたようです。

その結果、赤ちゃんの頭がでたようです。

頭がでたら、あとは痛くないようなので、最後は自力で頑張りましょう、ということで、ふん!といきんで、息子は誕生してくれました!

生まれてくれてありがとう!感動で泣いてしまう!

ということは私にはありませんでした。

でも、今までに味わったことのない爽快感がありました。

息子は無事に泣いてくれ、いろいろとされていましたが、いまいち見えないし、脱力感でいっぱいで、作業をぼーっとみていました。

初めて対面した息子ですが、ふにゃふにゃで、くしゃくしゃで、かわいいのかなあと思った気がします。

でも、この人が中に入っていたんだーと思うと、よく生まれてくれたなあ、ありがとう!と思えた気もします。

私は、赤ちゃんより、自分の痛みのほうがつらく、母性にかける出産だったと思います。

そして、病院では出産後、赤ちゃんを肩においてくれ、旦那さんと三人で写真をとってくれたのですが、二重あごでひどい顔でした。

産後って太っていて、芸能人のようなきれいな写真にはならないです。人によると思いますが。

最後に出産のまとめとして、

子宮口が開く速度?は比較的早かったですが、産道は狭かったようです。そんなに太ってしまったわけでもないので、体質らしく、二人目でも同じような場合もあるといわれました。

もし、二人目を授かった場合は、計画無痛分娩にしようと思いました。

そして、かわいいのかなと思った息子ですが、可愛さは日に日に増して、私も旦那さんも、毎日かわいいねえと言い合っています。

なので、はじめに、かわいいかな?と思えなくても大丈夫です。

むしろ、一番太っていた時でさえ、当時は可愛いと思っていましたよ、完全な親ばかです。

そして、母性も育てているうちに増えてきたような気もします。

長く、つたない文章をお読みいただきまして、ありがとうございました。

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