格安SIMでスマートフォンの月額料金を半額にする方法

2014年6月21日 by Piyochi

最近、月額の携帯電話料金が高くなってきています。
そこで、スマートフォンを利用した場合の月額料金を安くする方法をご紹介します。
最近、「格安SIM」が話題になっているかと思います。イオンやビックカメラ等が格安スマホと言って提供しているスマートフォンのサービスも格安SIMを利用したサービスです。

今回紹介する格安SIMが安い理由としては、Docomoやauの回線を借りて提供されるサービスなので、設備投資の必要がないということが一番大きいかと思われます。

特長としては、どの会社でも大体以下のような感じです。

・通話料は20円／30秒（「楽天でんわ」アプリ利用で10円／30秒　※下部で紹介）
・基本はデータ通信は使い放題（3日間の利用が約400MBを超えると速度制限）
・データ通信は月毎に決められた量までは高速通信、それを超えると速度制限
・オプションの利用料で高速通信を追加可能
・多くはDocomoの回線を使用（mineoはau）

また、格安SIMの紹介やスマートフォンの情報、おすすめアプリ等を紹介するサイトを新規でオープンしましたので、興味がありましたら、以下のサイトもご参照ください(^^)

・スマホ上手
http://www.sim-jozu.net/

■各大手携帯電話会社の月額料金

【Docomo】
新料金プランの「カケホーダイ＆パケあえる」が2014年6月1日から登場したことにより、今までの料金プランは2014年8月31日をもって新規での受付が出来なくなるようです。そうなると、スマートフォンの場合、月額料金は以下のようになります。

2,700円（基本料金）+ 300円（SPモード）+ 5,000円（データMパック）
＝ 8,000円

その他にも10年以上の利用や25歳以下の方の利用で割引されたりしますが、だいたい6,000円～8,000円くらいになります。

【ソフトバンク】
ソフトバンクもDocomoに対抗して、2014年7月1日から「スマ放題」を始めます。
こちらも980円で利用出来るホワイトプランがなくなってしまうのかは不明ですが、スマ放題にした場合の基本料金は大体ドコモと同じ8,000円になります。

【au】
auは、まだ正式には発表されていませんが、通話し放題のプランを同じように始める予定のようです。同じように月額料金は8,000円くらいになりそうです。

■大体7,500円前後の月額料金

つまり、どこの携帯電話会社でも、スマートフォンの場合、通話し放題と5GBくらいのパケット料金で、7,500円前後の月額料金になります。通話をあまりしない人でも、スマートフォンにするだけで、この料金になってしまいます。

そこで、月額料金を半分にしてスマートフォンにする方法です。

以前から紹介しているのですが、格安SIMを利用することで、実現出来ます。
この格安SIMは、Docomoやauの回線を借りてサービスを展開しているので、通話品質や速度、電波の強さ等は各携帯電話会社と同じように利用出来ます。

さらに、今まで使用している090や080、070の番号をそのまま使うことが可能です。それで、月額利用料が抑えられるのなら、利用しない手はないのではないでしょうか。

■格安SIMの主要なサービス

【日本通信】
・スマホ電話SIM
http://www.bmobile.ne.jp/fd/index.html

1,684円の月額料金で高速通信は付いていませんが、200kbpsの使い放題通信が付いています。さらに1,684円を追加することで、1ヶ月3GBの高速通信を付けることも可能です。

【IIJmio】
・IIJmio音声通話パック「ふみふぉん」
https://www.iijmio.jp/hdd/service/miofone.jsp?l=0m359a

2,052円の月額料金で1ヶ月1GBの高速通信も利用出来ます。1GBを超えると200kbpsで使い放題に速度が制限されます。もっと高速通信を利用したいという場合には、2GBで月額2,721円、さらには、2GBで3,000円等のクーポンを購入することで、多くの高速通信を付与することが可能です。

【mineo】
・スマホ電話SIM
http://www.bmobile.ne.jp/fd/index.html

1,717円の月額料金で1ヶ月1GBの高速通信も利用出来ます。1GBを超えると200kbpsで使い放題に速度が制限されます。高速通信をさらに利用したい場合には、100MBにつき162円を追加することで高速通信を付加することも可能です。

個人的には日本通信で、高速通信のオプションを利用して、月額料金3,368円でスマートフォンが持てるプランが丁度良い気がします。

あとは端末（スマートフォン）ですが、こちらはSIMフリーの端末を購入することになります。または、Docomoやauの使っていたスマートフォンがあれば、それを利用することも出来ます。

大体20,000円～40,000円くらいで購入出来るので、それを24回払いで購入したと考えると、月額833円～1,666円を先ほどの金額に追加します。docomo等の携帯電話会社で契約した場合にも、結局は端末代金を24回払いで購入しているので、同じ考え方になります。

例えば、先ほどの日本通信の月額料金3,368円に端末代を加えると、月額4,201円～5,034円ということになります。それでも、docomo等の月額料金に比べれば、かなり安く済んでいると思います。また、3年目からは、スマートフォンの代金を払い終えたと考えると、月額3,368円で利用出来るという計算になります。

■SIMフリーのスマートフォンの紹介

SIMフリー端末は例えば以下のようなものが売られています。
※月額料金は2年（24回）払いと考えた料金になります。

・COVIA FleaPhone　月額848円
CPUはクアッドコアで高性能なのですが、メモリが512MBで少し少な目です。保存出来るメモリも4GBと少な目なので、MicroSDで容量増加は必須かもしれません。

【送料無料】COVIASIMフリースマートフォン「FleaPhone…
価格：20,358円（税込、送料込）

・ポラロイド　LINEAGE　月額1,197円
ポラロイドが販売するSIMフリー端末です。CPUはクアッドコアで、メモリも1GBあるので、標準的な性能になります。ただ、残念なことにLTEに対応していないので、3G通信の速度になります。LTEよりは遅いですが、制限速度の200kbpsよりは断然早い速度は出るので、そんなにストレスにはならないかと思います。

【2014年07月02日発売】【送料無料】ポラロイドSIMフリースマートフォン「LI…
価格：28,728円（税込、送料込）

・ASUS Fonepad 7 LTE　月額1,449円
GoogleのNexusを製造したメーカーです。こちらは7インチのサイズで大きい端末で、ネット等を利用する際には、とても見やすくて便利です。通話も対応しています。CPUはインテルのデュアルコアでメモリも1GBなので、標準的な速度です。データを保存する容量も16GBあるので、十分なサイズかと思います。