万が一、Windows 10になってしまった時に、以前のバージョンに戻す方法

2016年5月28日 by Piyochi    No Comments    Posted under: マメ知識

最近、勝手にWindows 10になってしまったという話を良く耳にします。
確かに、画面右下に出てくる「Windows 10を入手」というWindow内には、「〇月〇日〇時からアップグレードが予約されています」などと表示されるようになりました。

その時間に、たまたまWindowsをつけっぱなしで席を離れると、大変なことになります。。。
戻ってきた頃には、Windows 10の初期設定画面が表示されているかもしれません。

あまり詳しくないと、ウィルスに感染してしまったと思うようです（＾＾；
確かに、慣れてないのに、いつもと違う画面になってしまうと、手が付けなれなくなってしまいますよね。。。

1ヶ月以内であれば元のバージョンに戻せる

恐ろしいですね（＾＾；
分かる人は、キャンセルしてアップグレードしないように出来ますが、あまり詳しくない場合には、いつの間にかWindows 10にアップグレードされ、あまり詳しくないので、Windows 10になってからも余計に操作方法が分からない、という悪循環に陥ります。

一応、Windows 10にしても1ヶ月以内であれば、元のバージョンに戻せるようになっています。
試しにWindows 10にしてみて、使っているアプリや接続している機器が対応していなかったり、不具合を起こすようであれば、元のバージョンに戻すことが出来るのです。

ただ、元のバージョンに戻す時は、なるべくデータのバックアップを取るようにしましょう。
万が一、途中で止まったりしてしまうと、起動できなくなってしまったりすることもあるからです。そうなってしまうと、使っていたデータを取り出せなくなってしまい、初期化するしかなくなってしまいます。

元のバージョンに戻す手順

それでは、元のバージョンに戻す手順になります。

1. 画面左下のWindows のロゴマーク（スタートボタン）をクリックします。

2. 「設定」→「更新とセキュリティ」をクリックします。

3. 「更新とセキュリティ」が開いたら、左のメニューから「回復」を選択します。

4. 「Windows 7または8に戻す」というように、元のバージョンに戻す項目がありますので「開始する」ボタンをクリックすれば元のバージョンに戻すことができます。

お使いのパソコンのスペックにもよりますが、10分～40分ほどで元のバージョンに戻り、自動的に起動します。

そして、Windows 10にしたくない場合には、勝手にWindows 10にならないように、画面右下の「Windows 10を入手する」を表示しないように設定しましょう。

・Wondows 10のアップグレード表示を完全に無効化（回避）する方法
https://www.kurapi.com/archives/5439

念のため更新プログラムも確認

他にも、Windows Updateの更新プログラムにもWindows 10の更新が入ってしまっている可能性があるので、非表示に設定します。

1. 画面左下のWindows のロゴマーク（スタートボタン）をクリックします。

2. 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「Windows Update」をクリックします。

3. 「Windows Update」の画面に「Windows 10にアップグレード」と書かれていたら、「利用可能なすべての更新プログラムを表示」をクリックします。

4. 一覧の中に「Windows 10 home～」という項目があったら、その文字の上で右クリックをします。そこで「更新プログラムの非表示」をクリックします。

5. 色が薄いグレー表示になったら完了です。

これで、完了です！

まとめ

Windows 10も軽快で使いやすいOSではあるのですが、やり方が少し強引ですよね。
ちょっとしたアドウェアやウィルスのようです。。。

Windows 7を使っている人にとっては、ほとんどの人が2020年まではサポートを受けられるので、そこまでそのまま使い切ってしまいたい人も多いと思います。どうせ、パソコンを10年近く使えば、買い替えの時期になるのですから。。。

Windows 8を使っている場合には、むしろWindows 10にしてしまった方が良いかもしれませんね。
逆に使いやすくなると思います。

無償アップグレードの対象がWindows 7まで含めるのは良いことですが、もう少し融通をきかせてほしいものです！

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